ほんの少し前までテレビ番組でひっぱりだこになっていた細木数子さんですが
そのピシッとした容姿と、歯に衣着せぬ物言いで占い師を超越した人気がありました。
細木数子さんがテレビ番組に出なくなってしまい寂しく思っている方も多いと思います。
しかし本来の自分の職業である「占い」に専念するときっぱり一度テレビから遠ざかった姿勢は
彼女の今までの人生遍歴からも伺える信念の形の表れなのかもしれません。
細木数子さんは自分でも幾度となく「泥の水を飲んできた」という言葉を使って表現しているように
幼少のころから特に経済的には物凄く波の有る人生を送ってきたという事が公表されています。
占い師という立場へ到達するまでには水商売を中心に人生を送ってきており短いながら結婚生活を一度経験しています。
そしてのちに「あの時期は大殺界だったので結婚はするべきではなかった」と語っています。
そこからしばらくし、占いの師であると彼女自身も語っている故・安岡正篤氏と出会い
本格的に「細木数子六星占術」というものを生み出し数多くの人の相談と占いに携わって来たのです。
細木数子さんが他の占い師と一線を画しているのはまずこの「六星占術」という占い法です。
もともと六星占術とは占いではなく統計学に近いものであり、中国で数千年前に編み出されていたものです。
最低限、生年月日と名前だけで占うというこの細木数子さんの六星占術法には
昔からの膨大なデータと資料、そしてもっと膨大な彼女の勉強量がその影にあるのです。
そして本当にその人の心になってものを考えながら同時に人生を開く目線で接すると言う
徹底した姿勢が多くの人の気持ちを掴んで今に至るのではないでしょうか。
テレビ番組での細木数子さんの言葉の一つ一つに背中を押された方も多いと思います。
最後に、細木数子さんの出版した占いに関する書籍は今現在で5300万部を超えるベストセラーになっており
ギネスブックには「世界で一番占いの本が売れた人」として認定されています。
占いの信憑性やどれほどの人気がある人なのかを明確に結果として出している一つの証拠だと思います。